Sphere System Consulting ltd. スフィアシステムコンサルティング株式会社

Vol.34 システム開発の打合せ時間を確保できますか?

 コラム

システム開発の打合せ時間を確保できますか?

 

ITに限らず協力会社に何かを依頼する場合は、必ず打合せが発生します。ごく当たり前の話ですが、丸投げ体質になってしまうと、必ず必要な打合せを過小評価する風潮に陥ります。

 

システム開発をITベンダー企業に発注すれば必ず打合せが発生しますが、発注する側にとって、どの程度の打合せが必要なのか見えていない場合が多いのです。

 

システム開発やシステム導入は、本業の仕事とは別で発生するプロジェクトですから、普段の業務にどれだけプロジェクトとしての仕事が増えるかは把握しておく必要があります。しかし、ITベンダー企業にシステム開発を発注した後にプロジェクトとしての仕事量が見えてくるのでは遅すぎます。

 

システム導入に打合せが必要なのだから、打合せ可能な範囲でしかシステムは創れない、ということになります。

 

丸投げ体質になってしまうと、発注者としてやるべきことが見えなくなり失敗します。

具体的には打合せに参加する姿勢として現れます。それほど打合せを重視しなくなるので、参加すべき人が欠席したり他の業務を優先したり打合せの内容が薄くなっていきます。ひいては、プロジェクトそのものの優先順位が下がってしまいます。

 

このプロジェクトはそれほど重要でないものだという空気が関係者全員に蔓延してしまうと、責任の所在すらはっきりしない惰性で進むだけのプロジェクトになります。これでは成功するはずもありません。

 

共創となるシステム開発を成功させるには、打ち合わせを軽視しないこと。しっかり打合せの時間を確保する姿勢が大事となります。

 

通常業務にプラスされるプロジェクトなのだから、発注者側はどれくらいの負荷がかかるのか事前に見通しを立てることが必要です。一番重要なのはシステム開発を発注する前にやっておくということです。

 

ITベンダー企業との契約後に判明するスケジュールでは遅すぎます。
システムの打合せが集中するにも関わらず本業を優先せざるを得ない状況だとしたら、手を打つには発注前のタイミングです。

 

グランドデザインを描き、現状を見ながらできる範囲を冷静に見極めれば、解決できます。ITは魔法のツールではありません。丸投げ体質では絶対に使いこなすことができません。

 

自分たち発注側が主導権を握り、打合せをしっかり行う事が成功するために必要となります。