Sphere System Consulting ltd. スフィアシステムコンサルティング株式会社

Vol.20 業務系ITの未来を考える

 コラム

業務系ITの未来を考える

 

「20年後、あなたが望もうが、望むまいが現在の仕事のほとんどが機械によって代行される。」これはGoogleのCEO、ラリー・ペイジの言葉です。本当に20年後にそうなっているかは別として、IT化のトレンドを端的に表した言葉だと思います。

 

2014年も本日が最終日です。IT業界は変化の速い業界ですが、業務系ITに絞り、2015年以降の展望について考えてみたいと思います。

 

攻めのITとは売上に直接貢献できるシステム
守りのITとは業務の効率化に貢献できるシステム

 

このような定義の中で、守りから攻めへの転換が今後も続きます。
その中で大事になるのは、攻守のバランスです。
時流に乗って攻めのシステムを導入する機会が増えたとしても、守りのシステムがなくなる事はありません。攻守のバランスとは、自社にとって今どちらのシステムが優先して必要なのかという選別と、システム間の「つなぎ」を上手くまとめることにあります。

単独のシステムが企業活動のすべてを網羅することはありません。複数システムの連結が効率化と売り上げ貢献のバランスをとるカギとなります。

 

変化の激しい時代にITとどのような付き合い方をするのが望ましいのか。
要件の変化を前提に、納期の早いプロジェクトを繰り返し進めるのがスタンダードになるのではないでしょうか。
ITシステムを提供するベンダー企業側でも、製品機能の拡充や新サービスの提供などで納期を短くする試みが続くと思います。
一方で、オーダーメイドでシステムを開発する場合は納期が長くなる傾向にあるので減る傾向にあります。

 

発注先のITベンダーのすすめるがままにIT導入を進めるのではなく、現在の自社に合った導入方法を選択するのが時代に即したIT導入になります。

 

ITを導入する企業にとって、単純にITベンダーにお任せするアウトソースのやり方では合わない時代となりました。導入するシステムが多様化して情報が多すぎるため判断できない状況もあるでしょう。

 

情報が氾濫する傾向は今後も続きます。そして、丸投げのアウトソースは自社の資源を失うことにになり、スピード面でも後れを取ります。入ってくる情報を制し、自社に資産が残る丁度いいアウトソースをすることが今後大事になります。

 

ほかにも、これまでもこれからもトレンドとなる情報セキュリティについても、情報漏えいや不正アクセスといった話題は今後も課題となるでしょう。
利便性とセキュリティは相反する要素なので、こちらのバランスを取ることも必須となりました。自社に合ったセキュリティの要件というものも重要になります。

 

このように次年度も業務系ITでは大きな変化が予想できます。
当社では、業務系ITとその導入プロジェクトに関わる人たち全員が幸せになれるよう、引き続き努力してまいります。